ピロリ菌について
2026.03.02

胃もたれやみぞおちの痛みがある方はピロリ菌に感染しているかもしれません。
ピロリ菌は正確にはヘリコバクター・ピロリと言います。胃の中は強酸性で、食べ物をドロドロに溶かしてしまう環境ですが、ピロリ菌はそのような環境でも生存することができます。感染経路は、昔は井戸水など消毒されていない水の摂取が主な感染経路でした。井戸水の利用が減少した現在では、幼少期の口移しなどの食生活が主な感染経路となっています。成人においてピロリ菌の感染が起こると、急性胃炎を発症します。5歳以下の幼少期における感染は慢性化することがあり、そのような方はピロリ菌の胃粘膜への感染が持続することとなります。
ピロリ菌の感染が持続することで、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんといった病気がひきおこされます。胃もたれや胃痛といった症状が出る方がいらっしゃいますが、無症状の方もいらっしゃいます。そのような方は胃カメラの検査を受けて初めてピロリ菌の感染が判明することもあります。
胃カメラの検査などで、ピロリ菌の感染を疑ったら、感染の有無を調べる検査を行います。
ピロリ菌の感染が判明した場合は、除菌の治療を行います。
除菌は抗生物質と胃酸分泌を抑える薬をセットで内服いただきます。
ピロリ菌の除菌により、将来の胃がんや胃潰瘍などの発症リスクを下げることができます。
中井・丸岡医院では令和8年4月より胃カメラの検査を開始します。
気になる症状がある方や、ご家族にピロリ菌感染の方がいらっしゃり自分も心配という方は、お気軽に当院へご相談いただければと思います。


