消化器外科と内科、両方の経験を生かした診療
中井・丸岡医院の先生は、和歌山県立医科大学の消化器外科出身で、多くの外科手術の経験を積んでまいりました。加えて、地方の中核病院では内科医としても診療に携わり、外科・内科の両面から患者さまを診る力を磨いてきました。
「この症状は手術が必要か」「どの治療法が最適か」といった判断を的確におこない、わかりやすくご説明することを心がけ、日々の診療に取り組んでいます。
外科で培った触診などの基本診察の力や、解剖学的知識を活かし、症状の原因を早期に見極めることが可能です。外科的視点による診断と、内科的治療を組み合わせることで、幅広い疾患に対応しています。
患者さまのニーズにとことん寄り添う診療
「良い医師・良い病院」を決めるのは患者さまご自身であるという考えのもと、お一人ひとりの想いやご希望に寄り添う診療を実践しています。
患者さまが何を望んでいるのか、どこまで検査や治療を希望されているのかを丁寧にくみ取り、その上で最適な医療をご提案いたします。治療や検査を一方的に押し付けることはせず、メリット・デメリットを含めてしっかりと説明し、患者さまご自身が納得して判断できるよう支援します。
特に内視鏡検査など不安を抱きやすい検査では、患者さまの気持ちに寄り添いながら必要性をお伝えし、ご理解いただいた上で実施しています。無理にすすめることはせず、対話を重ねながら、それぞれの状況に応じたベストな選択をサポートします。
充実した内視鏡検査を、上富田でスタート
2026年4月より、当院では胃カメラ・大腸カメラ(内視鏡検査)を新たに導入いたします。これらの検査は、クリニックの中核を担う重要な診断手段となります。
検査後の眠気が残る場合でも、安心してお休みいただけるよう、リカバリースペースを整備しています。さらに、安全性と快適性を両立させるため、検査台に寝たまま移動できる設備の導入も予定しています。
また、AIを活用した診断支援システムの導入も視野に入れており、より精度の高い検査体制を構築します。これらの取り組みにより、消化器疾患の早期発見と地域医療の質の向上をめざします。
三代続く地域密着型医療
当院は、祖父が開設した診療所を起源とし、現在の地へ移転して以来、60年近くにわたり地域医療に取り組んできまいりました。
この度、私が医院を継承させていただくに際して、診療科こそ変わりますが、長年在籍しているスタッフも多く、地域の皆さまのご要望やお悩みに寄り添う医療をこれからも大切にしてまいります。
「この病院に来てよかった」と感じていただける診療体験を提供できるよう努め、世代を超えて信頼される存在を目指しています。
また、土足でそのまま入れる導線設計や、診察室を増やして待ち時間の短縮を図るなど、快適な通院環境づくりにも取り組んでいます。今後も地域に根ざした医療をご提供し、皆さまの健康を支えてまいります。


